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YEBISUセレブリティーズ2/岩本薫

(参考:前回の日記「YEBISUセレブリティーズ4」「YEBISUセレブリティーズ1」)


あの総ホモワールドは如何にして形成されたのか?と気になって気になって、張り切って2・3巻も買ってきた。踊らされ上等。ああそうさ、「ハマってる」って言うんだねこういうの!
登場人物紹介がもう「キタ!ヒャッホウ!」って感じなので当然そこから読む。だって登場人物紹介が「CAST PROFILE」ですよ。キャスト……。いや間違ってはいないのでしょう。東京ディ○ニー○ンドだってキャストって言うし。 だから何。
何の前置きも無く登場人物しょうか…じゃないキャストプロフィールで、アートディレクター綿貫×外科医、モデル×グラフィックデザイナー笹生がデキあがっちゃってますけど、アレいつの間に?
と、思ったら、漫画版でやってるらしいです。イラスト描いてる方が漫画でコラボレーションしているそうです。漫画版も読むべきでしょうか。でも、小説のおまけで、漫画版が2P位ついてるんだけど、正直これが読むと微妙な気持ちになる。絵は個人的に嫌いじゃないんですが。


2巻は、「YEBISU GRAPHICS」の顧客でインテリア会社の日本支社長アルベルトと、「YEBISU GRAPHICS」が入っているテナントビルに入っているカフェのギャルソン・東城のお話です。
かつて「視線で妊娠させる」と言わしめたアルベルトが、「雪の女王(アイスドール)」と周囲に言われる東城に一目惚れして振られ続けてもめげず、口説き落とすというストーリーです。



あ、アイスドール……(悶絶)




通り名が付いてるのはセレブの証なのか?
気になったので他の人の通り名も見てみた。
1巻・4巻の主人公、益永さんは「孤高のクールビューティ」、久家は「わがまま王子」でした。他のメンバーも通り名があるに違いない。


ギャルソン・東城は、アルベルトに誘われるたびに無表情で「貴方ほどの方に私などもったいない」とか「貴方ならもっとふさわしい方がいます」と断るのだけど、それって結構脈アリなのでは…。にっこり笑って「またね♥」とかあしらわれたらこりゃダメだなと思うけど。


さて2巻ではアルベルトの100回目(99回目か?)のプロポーズで東城を手に入れた翌日、東城に「これで満足なさいましたか?」とばっさり振られた所で「to be continued」。



「to be continued」じゃねーーーーー!!!



というのも、そこまでで2巻の半分で、残りの半分は、久家と益永の短編が2本も入ってるのだ。
久家×益永編なんて後で気が向いたら読むから、アルベルト×東城編はきっちり1冊にしといてくれよ。2冊に分けられたら2冊買うしかないじゃないか。出版社の思う壺だよもう。
とぶつくさ言いつつ短編も読む。
久家×益永編も嫌いじゃないが、益永がエロ時に白痴化するのがどうも何て言うのか……
生暖かく見守る気にもなれず、読まなければいいんですが、ついそこに文字があると読んでしまって、無表情にただ読み流している一方なんですけど。というか私なぞは、何ともいたたまれない気分になるんですけれど、きっとニーズがあるのね、どこかに。


to be continued "YEBISUセレブリティーズ3"  (真似)


YEBISUセレブリティーズ 2 (新装版) (ビーボーイノベルズ)

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