「好きで好きで好きで」・「天国が落ちてくる」/高遠琉加
ボーイズラブ小説100冊マラソン開催中。
そんな訳ありません。
だが食わず嫌いで苦手だとか言ってちゃいけないと思うので、ちょっとチャレンジしてみたり。
見事に泣かされました。
高遠琉加著「天国が落ちてくる」(二見書房)・「好きで好きで好きで」(ビブロス)。
まったくもう「摩利と新吾」かよと思うほどのピュアっぷり・切なさっぷりに涙腺ダダ漏れです。
もう、幸せになってくれたら男でも女でもいいよ、という感じです。もうね、グローバルコミュニケーションですよ世の中。
多分歳のせいなんでしょうか、それとも「学園へヴン」というゲームをやって何かを吹っ切ったのでしょうか。
ネットの書評か何かで、高遠さんの小説は若木未生っぽい、というのを見て納得。高校生の頃、若木さんの小説にハマっていた覚えが。なるほど、熱心に読んでしまったのはそのせいか……?
私としては、若木さんというより、90年代の高河ゆん(それ以降を知らないので)って感じ。文中に出てくるモノローグとか。
BL小説でも、
・とりあえずストーリーがある
・主人公、もしくは登場人物が中身乙女ではない
ならば読めることがわかりました。よし。
ところで、私は結構、本の巻末とかに乗ってる宣伝や新刊・既刊案内まで見てしまう方なのだが、「好きで好きで好きで」の方に載っていた、水島忍著「完璧プロフェッサーの愛の方程式」の内容紹介
―――恋人は超有名人──!? 夏休み、海の家でバイトする高校生の広夢が出会った、美貌の青年・上原。知り合ったばかりなのに、好きって言われていっぱいHも(///)されちゃって…(汗) ちょっと強引だけど、オレも愛してるっ! けれど実は彼、助教授で作家という超有名人! オレは貴方に釣り合うの!? 激甘H(はぁと)たっぷりでオール書き下ろし!(原文ママ)
…………
私はこの世界の入り口にしか立ってないのかも知れない……
- 作者: 高遠琉加,佐々成美
- 出版社/メーカー: ビブロス
- 発売日: 2004/01/15
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- 作者: 高遠琉加,祭河ななを
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