Landreaall 16/おがきちか
16巻にして人物紹介とあらすじが詳しくなってきた……!どうしたんだ一迅社。
革命の真実が語られる、凄くシリアスな場面なのにオズモおじさんの「いきなりなんじゃこりゃあ――――!!」に爆笑してしまった。
DXに「忠誠を誓う」と言った竜胆を見て、同じような境遇や立場に生まれ育ったがゆえにDXの表情や行動が「わかる」友人に出会えたことだけでも、DXがアカデミーに行った意味がある、と思った。それもDXの両親の思惑のうちなのかな。
「伝統とか義務とか形のないものに対して剣は向けたくない」と思っていても、そういう子供っぽい正義が王になったら通用しないこともDXは分かっている。というか、一見無表情で何を考えているかわからないDXって、ものすごく純粋というか、まっとうな子なんだよな…
兄に憧れるだけではなく、兄の助けになりたいと思えるようになった竜胆の成長ぷりに涙が。
そして、命を削る職業柄、自分の寿命が短いと分かっていて、友達に「20年後以降の約束が出来ない」というしかない六甲がまた切ないです。
Landreaall 16 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: おがきちか
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2010/05/25
- メディア: コミック
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