このブログはBLを扱っております。苦手な方はご注意下さい




Rozen Maiden 7/PEACH-PIT 

ローゼン閣下」の呼び声も高い麻生太郎氏もご愛読の「Rozen Maiden」。
これが氏だけでなく大人にも読まれるのは、単なる萌え漫画ではなく、少年少女の挫折と再生の物語だから、と私は解釈している。今日はなんちゃって評論風。
でも麻生氏が「カンブリア宮殿」に出演した時、ニート問題に対して、
「まじめに働いている者から見ればけしからん、と思う所はある(意訳)」
などと発言されているので、ひきこもりが主人公の「Rozen Maiden」の物語そのものに対して理解があるのかどうかの真意はわからないけれども……。



雛苺がいなくなってしまった……。姉妹一甘えん坊で泣き虫のあの娘が……。出てきた当初はウザくてしょうがなかったけれど、「私のローザミスティカを使って……」と言い残して消えてしまった雛苺を見て思わず泣いてしまった。
「大切な人達を守りたい」と金糸雀に言う雛苺は、「あの娘も立派になって……」と本当に涙なくして読めん。
ジュンがひきこもりになった原因である「特技」が、「才能」として他人に認められて、自信をつけはじめているようで良かった。
その才能をどう使おうと本人の自由だが、「真紅専用」にするというのも結構耽美でいいかも。



限定版は真紅のフィギュア付き。
「限定」とか「おまけ」に弱いので、予約しようかと相当迷ったけれど止めました。5巻のおまけだったDVD-ROMも結局しまいっぱなしだし。



Rozen Maiden 7 (バーズコミックス)

Rozen Maiden 7 (バーズコミックス)