このブログはBLを扱っております。苦手な方はご注意下さい




5月の雑記


亡母の後をなしくずしに引き継いで自治会へデビューしたのに続き、ついに先日、檀家デビューを果たしてしまった。
どっちかというと人付き合いが苦手で、今まで近所付き合いもろくにしてこなかった私には、このコミュニティーはいきなりディープ過ぎやしないか。
もちろん初心者の私に、海千山千の先達は何の期待もしていないのはわかる。多分下っ端仕事要因として居ないよりまし、くらいの感覚なんだろうとは思うのだが、私はいっぱいいっぱいである。
私は失礼ながら近所の人を存じ上げなかったのだが、向こうは私を知っている。母が亡くなった事も知っている。何故知っている、などとは考えてはいけない。何故ならそれがご近所というものだ。近所の公園の草むしりなぞしながら「この度は大変な事でねぇ」と声をかけられる。気にかけて頂いてありがたいのだが「この方どなただろう……」とお名前も聞けず冷や冷やしている。ものすごいスリル&地域に貢献している感。でも根っからのボランティア精神から自治会の仕事をしている訳ではないので、「私は今一体何をしているんだろう……」とものすごく心身共にぐったりする。
自分が法事の当事者になるのは初めてなので、親戚を頼りにして何とか一つ一つ済ませてきた。葬式、四十九日、百か日法要と納骨。
親戚付き合いについて回るのが「あちらを立てればこちらが立たず」。親戚の激しい自己主張に右往左往していると、何だか嫁に来た気分にさせられる。本当に嫁ならば、「にっこり笑って華麗にスルー」という技を身につけようという気になるが、なまじ小さい頃から知っている親戚ともなると、つい本音がポロリと出そうになる。おっといけねえ、とあわてて言葉を飲み込む。物凄い疲労感。


本を読むのは好きだが、最近というかここの所、本を買っては読まずに積んでしまう。本を読む時間はあるのにだ。
どうも「買う」という行為がストレス解消になっているみたいだ。危険。
日用品や食料、本といった単価の低いものに興味がいっているのでまだ生活を圧迫する程ではないが、電気製品やブランド物など、単価が高いものに行ってしまったら危険どころじゃ済まない。理性があるうちにセーブを心がけよう。