16.世界の果てで待っていて/高遠琉加
勝手にBL100冊マラソン16冊目。
元警官の探偵×刑事。[「十三階のハーフボイルド〈1〉 (新書館ディアプラス文庫)」]の方の探偵は経理と助手、2人の所員がいましたが、こちらの探偵は一人です。そのかわり、元警官なので、元同僚からちょろっとネタ貰ったりしています。
探偵は、基本的には昼行灯体質で、本音はどこにあるんだか分からない。
刑事も、皮肉屋体質で潔癖タイプなので絶対弱みは見せない。
と、いう訳で、この2人は1回だけ関係を持つけれど、お互いの気持ちは2人ともすぐ誤魔化してしまうので、「友情以上・恋愛未満」のままです。
すきとかきらいとか最初に言い出したのは誰なのかしらByときめきメモリアル、じゃなくて、好きとか嫌いとかよりも、もうお互いに執着って感じがするので、1回やって無かったことにするならそれもまあアリか、と思っていたら……
これも続きが出るみたいです。
探偵は何だかんだお人よしでお金にならないことまで面倒みてしまったりするし、刑事もあきれるふりをしながら何だかんだ最後まで探偵に付き合ってしまうんだから、下手にラブラブより萌えるってもんです。
wrote:2006-11-8
世界の果てで待っていて ~天使の傷跡~ (SHYノベルス138)
- 作者: 高遠琉加,雪舟薫
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2005/09/10
- メディア: 新書
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