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夏天の虹/高田郁

「女の身でありながら料理の腕ひとつで道を拓いていく姿に、どれほど励まされるでしょうか」というセリフ通り、読者である自分も大いに励まされる。それは物凄く残酷な事なのに、その道を選んだ澪に安堵もしてしまう。
いくら物語とは言え、澪に厄災が降りかかりすぎて辛い……
なにより、太夫と澪を繋いでくれる人がいなくなってしまったらどうなるのか…
小松原様は、惚れた女の為にあそこまでできる本当にいい男だったのね…
でも私もずっと澪のことを待ってるんだとばかり思ったから、まさかそんな…と凍りついてしまった。
そしてまさかの源斉先生フラグ!?

夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))

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