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13.嘘と誤解は恋のせい/小林典雅

嘘と誤解は恋のせい (白泉社花丸文庫)

嘘と誤解は恋のせい (白泉社花丸文庫)


雑誌掲載時に読んだ時、内容はすごく覚えていたのですが、タイトルを忘れてしまっていました。本屋であらすじ読んで思い出しました。私の中で中身とタイトルが一致しない(タイトルから中味が思い出せない)BL小説トップ5。(どうでもいい)

恋する隣人にアプローチするために無理矢理ひねり出した、アンケートでリサーチを取るという手法。
どうやったら不自然でなくアンケートを取れるか、細かにシミュレーションする主人公、
本気でどうでもいいアンケートの内容(でも好みをリサーチするという点においては大切なのだが)、
そして質問の内容も主人公の挙動不審すらも、恐ろしい程好意的に解釈してくれる隣人。
たたみかけられてついつい笑ってしまいます。
しかし固有名詞がばしばし出まくるのはいいのか…?
書き下ろしを読むに、何というのかこう……、変態エロ方面へ突き抜けているようで、まあ、楽しそうだからいいです……
雑誌掲載の時のイラストレーターさんの主人公も結構好きだったんですけど、小椋さんのイラストも主人公のイッパイイッパイ感が溢れてて可愛いです。