ありそうでなかったこと
作家さんが改名したり、別ペンネームで再デビューしたり、ジャンルによって複数のペンネームを使い分けたり、というのは割とよく聞くことです。
今まで、そういう情報を聞いて「ああ、これが改名後の……」と納得して読むことはあったのですが、同じ人が書いたのだと知らずに、ペンネーム違いの作品に引っかかって、いや、出会ってました。って事に気が付いたのは初めてのことです。
リアル社会でこんな事があったらまず、少女漫画 or BL風に「姿が変わっても必ずオマエを見つけてみせるぜ……」と口説きたい所ですが、何かちょっとストーカー風のアレな人っぽいので止めておきます。
熱心な読者だったら、文章のクセとかでわかる場合とかもあるのでしょうが、初めての作家さんだったのでそれもわからず。文章や内容に特に癖があるわけでもなかったので、例えば文章の書き方とか、シチュエーションとか、わからないけれどちょっとした何かが私のアンテナに引っかかったのでしょう。文章における私の「運命の人」なのかも知らん。
が、申し訳無いが、ペンネーム違いの両作品とも、まあフツーというかぶっちゃけ印象薄いというか、あの、つまらなかった訳では無いと思うんですけど、えーと、まあ機会があれば、また読むこともあるかも。
件の、作者は同じ人だけれどペンネーム違いの作品↓
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