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61.hand which/鈴木ツタ

昨年の11月より個人的にボーイズラブ100冊マラソン地味に展開中。カウントしてないけど。
そんな流れで「hand which」(鈴木ツタ著/竹書房)を読む。


クールな表紙に似合わずカバー裏がすんげー破壊力です。


他人に見つかったら多分自害する。そして死んだことを三日間伏せてくれ。そんな感じ。
ん?てコトは、「窮鼠はチーズの夢を見る」(水城せとな著/小学館)の、あの恐ろしい帯と共に墓まで持っていかねばならないのか!? 何かが引き返せない所まできてるような気が。
大学時代の仲間内でくっついてしまった表題作他の短編集。
この本に出てくる生真面目眼鏡リーマンを見ていて思いました。ムッツリスケベは自覚したら開き直ってやればいいのよね! よし!!
彼女がいるのに、しかも仲間内で、男が男に惚れるなんて、もうグローバルコミュニケーション過ぎてグウの音も出ません。
彼氏の浮気相手が男で、しかも浮気相手の男と直接対面した上に、男にボディブローかましただけで身を引く彼女の方がよっぽど男前だと思うんですけど……
いや、自分が好き好んでこういうの読んでるとはいえ、「萌え」を感じるというよりも、女子の立場がないよなとかつい思ってしまったり。自分でも何が良くて読んでいるのかいまいちわからん。ファンタジー? 現実逃避? 100冊読んだら答えが見つかるのかも。

wrote:2006-6-18


Hand which (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

Hand which (バンブー・コミックス 麗人セレクション)