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デザラブプレイ記・2

もはや萎え所しかない一条編。


とりあえず(とか言ったら失礼か)一条さん狙いでいくことにする。

一条さん寄りな選択肢を選んでいけばいいのは分かるんだが、
どうしても花屋にふらふらとついていってしまう…。

花屋はもともとは攻略対象ではなかったらしく、ときメモにおける弟の存在よろしく
攻略キャラの好感度を教えてくれるポジションだったようだ。

花屋に会うと「お話をする」(好感度があがる)、「占いをする」(好感度を教えてくれる)という選択肢が出るのだが、つい「お話をする」を選んでしまう私。
そういうわけでうっかり花屋のルートに入ってしまうのを何度軌道修正したことか。

一条さん狙いで進めていくとどうしても仕事がらみになる。先にも述べたが主人公を含め皆さんステキ社会人なので、自分でも野暮だなあと思いつつもそのあたりを突っ込まずにいられない。

ある日、残業をしていると、○○(自主規制)さんから会社の電話にかかってくる。
一緒に飲んでいた一条がつぶれてしまったので、一条の家を教えてくれという。

そこで主人公ちゃん
「だったら私の家に運びましょう」。

ななななななんて危なっかしい娘なんだ!!
 いっくら知らない仲じゃないからってあなたそんな一人暮らしの女子の家に連れ込んだりしたら○※△×〜#$*¥(←妄想錯乱中)





寝顔見られただけですけどね。


(向こうは酔いつぶれてたんだから当たり前っちゃ当たり前ですが)


そんなこんなで親しくなっていく主人公ちゃんと一条氏。そこへ、一条氏の元カノで営業トップクラスのヤリ手、綾子嬢が一条氏を追って主人公と同じ部署へ押しかけ異動。しかも主人公の補佐で。ありえねえ。マジありえねえ。会議の議題も聞こうともせずに参加している企画営業ド素人の娘に、先輩のしかも営業トップの人を事務補佐につけるなんて、本当にステキな会社です。

ま、まあそういう事もあるでしょう。主人公ちゃんが健気にも頑張ってくれればいいんですよ。頑張ってくれれば……

主人公ちゃんの補佐をする綾子嬢は、主人公の恋敵であるがゆえにねちねちと主人公をいびる(と、ゲーム側は描写したいらしい)。ある日主人公のところへ来て、「昨日の書類にミスがあるから直して頂戴」。

綾子「日付の所が文字化けしてるから直して。元データはあなたが持ってるからこちらでは直せないのよ」


は!?


主人公は「あ〜ん怒られちゃった☆でも自分のミスだからしょうがないよね☆」としょんぼり。

な、なんてレベルの低いミス……あ、いや失礼。っていうか書類出す前にチェックしねえのかよ総務でナニやってたんだよっていうか元データじゃないと直せないってそんなとこにプロテクトかけてんのかよっていうか(以下略)



うをーストレス溜まりまくり――――!!

もうむしろ綾子嬢に同情―――――!!


主人公ちゃんは、優しくて気配りの出来る女性(と、ゲーム側は描写したいらしい)なので、激務の続く榊部長と一条氏にせめてお茶でも、と紅茶を淹れてあげる。

ものすごくびっくりして感激する榊部長。

男女平等主義で女子のお茶汲みがないらしいこの会社とはいえ、「女子人気No.1」のクセに女子にお茶を淹れてもらった事がないらしい。




可哀想な人生送ってんな、オッサン……



ある日、綾子嬢が血相をかえて主人公の下へ。

「あなた、昨日データベースの数字いじらなかった?」

どうやら主人公ちゃんが、データベースを使った後、何かエラーが出ていたはずなのにそのまま強制終了させちゃったのが原因で、データが吹っ飛んだらしい。

綾子「あなたのPCには、私たちと違って上位権限が与えられている(からDBを書き換えられる)のよ。エラーがでたならどうしてその場で他の人に聞かないの!?」

ショックで青くなる主人公。

っていうかそんな大事なデータベースなら当然毎日バックアップを取ってあるでしょうが。っていうか日付を文字化けさせて気付かない娘に上位権限を与えるなよと。

ショックで固まる主人公に、綾子「とにかくサーバー管理者にバックアップをとってあるか聞いてこなくちゃ」

嘘ぉ!? サーバー立てて構築してあるDBだったのかよ!! あたしゃてっきり課で共有してるエクセルかパワポで作ったデータ表なのかと……

だったら前日までのデータは必ずサーバー管理者がバックアップ取ってあるんじゃ……

とにかく怒りの収まらない綾子タンは、主人公に向かって、

「仕事できないのはともかく頼むから迷惑だけはかけないでよ!」



ごもっともだ。


そこへ榊部長ご登場。事のあらましを聞いて何故か綾子タンに厳重注意。

「だれでも間違いはある。部下を叱るのは上司の仕事であって君の仕事ではない」



・・・・・・。



ミスした後輩に「注意」するのは先輩の務めじゃないの?

先輩は後輩を叱るのは当然のことじゃないの? それ上司の「仕事」なの?

きつく榊部長に言われた綾子タンは素直に主人公に謝る。


綾子タン……
やめちまえこんな上司のいる会社。


どっぷり落ち込んだ主人公。土砂降りのなか、傘もささずにふらふらさまよう(お約束)。

そこへ声をかけてきた花屋に強引に花屋の家へ連れていかれ慰められる。やっぱ花屋ええわあ、とうっかり花屋に転びそうになる。

たまには一条氏とも触れ合わねば、と何度目かの軌道修正。一条氏以外の男子の誘いはお断り。

社内運動会があり、お約束ですっ転ぶ主人公。一条さん、お姫様だっこで医務室へ。主人公の脚の手当てをしてくれる一条氏。

やっぱさあ、乙女には脚フェチが多いんじゃない?

私は脚フェチを自認しているので、手当てしているスチルに大いに萌えさせて頂こうと期待して待っていたら…



すまん、色気のねえ脚だ……

原画家さんもうちっと頑張ってくれ……


さてそんなこんなで仕事も無事大成功☆に終わり、一条さんに遊園地デートに誘われ、観覧車にて告白されて(この辺なんかうろ覚え)一気に大団円☆

↑たぶんこのあたりでものすごく甘い言葉吐かれたような気もするけど、仕事に関する描写があまりにもアレなんで、もはやどうにでもすれば……という気にしかならんかったよ、スミマセン。

でもクリアするとついてくるおまけ・その後の2人のショートストーリーはほのぼのラブラブでまあ、悪くはなかったです(棒読み)。