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2013年12月の雑記

風邪がなかなか治らない。

こじらせて気管支炎になってしまった。久しぶりに。
30を過ぎてアトピーになった時、医者に「将来喘息になるかもよ」と言われて、大人になってから喘息になるなんてそんな事あるの?と思っていたが、あながち冗談ではなかったようだ。
もともと喘息になるような因子を持っていたということか。
長引いているのは風邪のウィルスによる炎症なのか、アレルギーによる炎症なのか……




ひとりになってからは寝込む事がないように注意していたけど、先日の日曜にとうとうダウンしてしまった。
とにかく水分補給をしなくては、と思っても吐き気がひどくてあまり飲めない。
ところがその日は配管掃除の人が来る事になっていたので(平日にできないので休日にお願いしていた)、玄関の扉を半開きにしておいて、きちんと応対はできないまでも、配管掃除をしてもらわなきゃ…と半分壁にもたれながら待っていた。
ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴ったので体を引きずりながら応対したら、業者の人ではなく、集金に来た、同じマンションのAさんだった。
Aさんは寝間着で顔面蒼白(だったらしい)の私をみて、ひどく驚いたらしく「ちょっと、大丈夫!?」と叫んだが、私が「なんとか大丈夫です」とはっきり受け答えをしたため、重病ではないと少し安心したらしい。私がお金を払うと、そのまま帰っていった。
が、そのAさんが、数時間後、おでんを持って戻ってきてくれたのだ。
そのときの私は立つのがやっとだし、正直おでんのにおいで吐きそうな程弱っていたが、「こんなもんしかないけど、何か食べなきゃダメよ」と言ってくださったのでありがたく受け取った。
なんとか氷をなめて水分をとり、しばらく眠って休んだら夕方にはみかんが食べられるくらいには回復し、清掃業者さんにはなんとか起きて対応することができた。(具合が悪そうな私を見て、めっちゃそーっと足を忍ばせて歩いていた。気を使わせてしまったようだ)
口から水分や食べ物が摂れるようになったら元気がでてきて、改めてAさんの好意が身に沁みた。若者がお年寄りに世話になってどうする。
今回は自力でなんとかできる程度だったけど、いざ自分が危険な状態になったら知らせられるライフラインは考えておかなきゃならないなあ、と改めて思った冬の夜。
このところネットでも、30〜40代くらいの人が孤独死を考え始めている話題があったけど、これからも独りで生きていくなら考えなきゃなー考えたくないけど。もうSOSを送れる親もいないんだから。