空の涙、獣の蜜/六青みつみ
おぅこれはいいもふもふ……
迂闊にも苦手である強姦シーンをばっちり読んでしまったのだが、あんなに長く描写する必要が……あるのかな……
でもそれがどれだけ矜持とか尊厳とか心をぽっきり折ってしまうことか、それが妙に生々しく印象に残ってしまった……
しかしその分主人公が健気すぎて泣ける。100年ごとに生贄が捧げられるという事実に、生贄としてきた自分は次の生贄が来たらお払い箱になるのでは、と不安になる主人公に、「その心配の仕方は斬新だな……」と思ってしまった。
- 作者: 六青みつみ,稲荷家房之介
- 出版社/メーカー: 笠倉出版社
- 発売日: 2012/04/11
- メディア: 単行本
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