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58.ドロップアウト 龍の咆哮/佐々木禎子

「ドロップアウト」シリーズの最終巻。
核心ネタバレに触れるので、以下改行。


ドロップアウト 龍の咆哮 (講談社X文庫 さK-03 ホワイトハート)

ドロップアウト 龍の咆哮 (講談社X文庫 さK-03 ホワイトハート)






マフィアをやらずに済むならそれに越したことはないと思うけど、そんなに円満に辞められるものなの、マフィアって?
恋人の為にすっぱりマフィアを辞めてまっとうに生きるという選択肢は、ヤクザ・マフィアものの中でもあまり見ない(と言うほど私もヤクザ・マフィアものを読んでないが)ので「あ、そう、よかったね」と思うけれども、何となく釈然としない……
マフィアを辞めても生業があるし、もともとマフィアと知らないで恋に落ちたという前提があるから成り立つラストなのかな。
マフィアだと知ってて好きになったという特殊な状況下では、相手がマフィア辞めちゃったら「あーやっていけないだろうな」と思うかもしれませんが。
でも釈然としない……