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Gemeinschaft 5/佐伯弥四郎

久々に地元の有隣堂へ行ったら、有隣堂×サンライズのコラボをやっていた。「オリジナル文庫カバー」を貰おうかどうかでしばし悩んだが、冷静に考えて使わないと思ったので思いとどまる。いや、ただレジで「下さい」というのが恥ずかしかっただけなんですが。




最終巻。どうしてだかもっと続くものだと勝手に思っていた……。ゼロサム内の「こち亀 」みたいなポジションのマンガというか。
物語として一応収束したのかなぁとは思う。爺が実は父ちゃんだったのは意外だったけど。
爺、母ちゃんラブなんだな…爺可愛いよ爺。どうせなら母ちゃんとの馴れ初めとか知りたかったよ。
帯に「なしくずしにクーゲル家の秘密も明らかになり――?」とあったけど、本当になしくずしだった。
家族の背景とか、主人公が神父をしてる理由とか、主人公の魔術がどうして複雑なのかとか、色々わかって良かったけど。
でもこの世界がどういう世界なのとか教会って何なのとか相変わらず説明が無く…
…っていうか主人公はいくつなんだ。主人公だけじゃなくて他の人物もいくつなんだ? 知ったところで物語には一切関係ないが。
あと、主人公は強力な魔術使いであるのに、妹が魔法が使えないのは何故だったんだろう。絶対何かの伏線だと思っていたのだけど。まさか、ただ愛嬌を振りまいていただけの魔性の黒猫、翠子さんが伏線だったとは……!! ちょっと後付けっぽかったけど……!!
だが何よりも一番知りたい謎は、武闘派シスターのウォーベック嬢の相方は本当にいるのかということ…!


最後までフィーリングで押し通されたような気がするが、ギャグだからいいのか。


Gemeinschaft 5 (5) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

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