No.6 1
読みながら「何だっけなこの世界観、ものすごくデジャブ……」と思ったら、
・星新一さん編のショートショート
・新井素子さんの「星に往く船」シリーズ
・北原文野さんの「Pシリーズ」
・竹宮惠子さんの「エデン2185」
・藤田貴美さんの「赤い群集」(虫に寄生されてしまうところが)
これだけパパッと浮かびました。いやパクリとか言いたいのではなくて、近未来モノで、「特殊能力を持った子供が国家機関に飼われ、国の『真実』を知ろうとすると洗脳 or 抹殺される」というのは割とよくある設定なんだなと。
私もいたいけな子供の頃はいじめられっ子でした。だからってイジメに遭う子の気持ちが分かる、とは言えません。今と私の子供の頃とは状況が違うでしょうから。
それでも、イジメに遭ってる子にはこの本読んだらいいんじゃないかなあと思いました。
どんな死ぬような目に遭っても、生きて、生き延びなければならない。
そして生き延びる為の知恵をつけなくてはならない。うじうじ考えている暇はないです。こういう、命を懸けて闘う小説読むと勇気がわいてきます。
NO.6〔ナンバーシックス〕#1 (YA!ENTERTAINMENT)
- 作者: あさのあつこ,影山徹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/10/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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