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「恋する天使 アンジェリーク」

初回なので見てみました。アニメ版「アンジェリーク」。
うちはtvkの映りがひどく悪いので、絵はいいのか悪いのかよく分かりませんが。とにかくジュリアス様が馬面じゃなかっただけ、以前見た、OVAよりましのような気がする。
しかも途中から見たので話も中途半端ですが。
私が見たのは、100人の候補者を集めて守護聖さま方直々に面接なさってる所だった。
何だ、女王候補は面接で決めるようになったのか? 斬新だなー、とか思っていたら、どうやら「エトワール」だとかいう、女王の補佐官?のような物を決めてるらしい。
いつからそんな役職が? っていうかこれ、時代はいつなんだ。
自分は「デュエット」と「トロワ」しかやってないもので、それ以降は分からないのだった。そうか、人が増えてるだけじゃなくて色々変わってるんだなアンジェリークも。
瓶底メガネに、キャスケットに髪の毛全部押し込めて男の子のようなナリをしている主人公・エンジュが、「やっぱ私がエトワール候補なんて柄じゃない」と面接をすっぽかし、帰ろうとしたのはいいが、迷ってどんどん奥に入り込んでしまう。
そこでやはり仕事を放棄して木の上でお休みしていたゼフェル様と遭遇。
逃げようとするエンジュの腕を、反射的にゼフェル様が掴んだら、
メガネと帽子が取れて美少女あらわる―――!! という超少女漫画的お約束展開。エンジュとゼフェル様の周りにはキラッキラな星が飛び交い、しかもスローモーション……

こ…これは……

いきなり主人公とゼフェル様とのフラグが立っ……

さすがゼフェル様、仕事が早いぜ……。
そうこうしているうちに、ゼフェル様の元から逃げ出したエンジュは、逃げ込んだ部屋のでっかい鏡の中から、「私の宇宙を助けて…」という女王(アンジェリークコレット)の姿を見る……
宇宙の大いなる意思でエトワールに選ばれたエンジュが、守護聖様とともに「一人前になる為にがんばるゾ☆」っていうのがこのアニメの柱だと思うんだが……

なんというか、動いて喋ってる守護聖さま方を見ていると、どうしてもサブイボが。いやごめん嘘。鳥肌、鳥肌よねこれは。きっと私、興奮してるのよね、そうよね(暗示)。
何かしら、このいたたまれない気持ちは……
笑えるほど突き抜けていない、萌えるほど甘くもない、その半端さ加減が、(私には)とてもいたたまれない「アンジェリーク」…。
エロなしの方が萌える私としては、いつも期待しては肩透かしを食う、そんな「アンジェリーク」。