このブログはBLを扱っております。苦手な方はご注意下さい




Dessert Love Sweet Plus

「現実にありそうだけれどもドラマのような恋愛」がモットーだそうです。


私にとって乙女ゲーとは「ネタ」であり「ツッコんでなんぼ」である。
もちろんそこに萌えがあれば尚可。燃えと泣きがあれば神。ツッコみというよりはけなしてるかもしれませんが、それが性分なので。
さて「Dessert Love Sweet Plus」です。
元は18禁乙女ゲーのPS2移植版です。声優さんの名前が18禁用源氏名のままなんですけど。おお、初めて見たぞ大人の事情。
PS2版「デモンベイン」をやった時、声優さんの名前が皆、PS2へ移植の際は、18禁用源氏名→表向きの名前にちゃんとなっていたので、「あ〜ら不思議、18禁版と同じ声だね〜」「それは双子の兄弟らしいよ〜」ともっともらしく言うのが当たり前なのかと思っていたわ。声優さんの声が聞き分けられるダメ音感を持ってないので、名前が分からないと余計分からん。

このゲーム、言うなれば、主人公の社会人としての非常識っぷりに、どこまで寛容になれるかが鍵だと思う。
しかし登場人物が多い。ああッすみません、攻略対象が多くっていいってことよね!
初回プレイは攻略関連も見ず、誰を狙うかも特に決めず、八方美人プレイ。
主人公は、総務課から、自分で希望してもいないのに、企画営業に抜擢された才能ある(らしい)、超可愛い(黙っていても男が寄ってくる)女の子。異動して初っ端の会議で居眠りこいて、上司の榊部長(社内イイ男ランキング1位)に怒られ、社内イイ男ランキング2位で直属の上司の一条と組んで商品開発をまかされると。
一条さんなあ、上司じゃなくて普通に先輩なら許せるんだが。上司としては、いささか…
会議が終わった後で、自分たちのチームは、コンビニ用デザートの新製品開発のプロジェクトだと教えられ、初歩的なことを一条に教わる主人公。ふーん。会議に入る前に勉強して来いと言わないステキな会社&優しい上司なのですね。ま、まあいいです。後の主人公の頑張り次第ですものねこういうのは。
とりあえずリサーチのため、有名店のカフェへ行く主人公と一条。「どれを食べよう?」と真剣に悩む主人公に、微笑んで一条、「どれでも好きなのをどうぞ」。

え? リサーチって1種類しか食わんでいいの?

ま、まあまあ、色んなリサーチ方法があるからな、と言い聞かせつつ、ふと見ると一条氏はコーヒーしか頼んでいない。
一条「実は甘いものが苦手なんだ」

あっそっかー、一条さんたら甘いものが苦手なのね☆キャハ☆
そうよねえ、苦手なものだったら無理して食べるのは苦痛ですものね☆









謝れ!全国の商品開発の人に謝れ!!




どうやら次に行った店ではなにやらちゃんと食べてはいたようですが、仕事に対する姿勢を疑いたくなる言動です。仕事が出来る男の設定のようですが、今まで一体ナニを開発してきたのか問い詰めたい。
この後、お菓子の資料探しに行った本屋でエロ作家に出会ったり、コンビニで地べたに座ってる生意気少年に注意したり、元カレに部屋に不法侵入されたり、駅で階段からこけてパティシエに助けられたり、ふらっと入った花屋で花屋の店長に口説かれたり、立て続けにモテまくってなんだか頭ぐるぐるしてまいりました。続く。