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エマ

今期のアニメで、結局ずっと見ていたのは「エマ」と「ギャラリーフェイク」。
アニメ版「エマ」は、私の主観では、メイドと貴族の身分違いの恋よりも、メイドのエマと雇い主のストウナー夫人との心の交流みたいのがじんわりと描かれていて、往年の「ハウス名作劇場」みたいな感じで落ち着いてしみじみと見られました。
「エマ」のアニメ版のラストは、坊ちゃまが駅で郷里へ帰るエマに追いつき、そこでエマが「ありがとうございました」とお別れの言葉を自ら告げて電車に乗り込み、坊ちゃま呆然、そのまま別れてしまう、というもの。
エマと坊ちゃまが、駅にいた同じ花売りの少女から買ったすずらんを、エマは電車の中で、坊ちゃまは駅のホームでそれぞれ見ながら、同じ電車に乗り合わせた女の子(ターシャ)が、「すずらんの花言葉は『幸せを呼び戻す』」ということをエマに話しかける――――という、なんだか続きがあるんだか、これでお別れなんだかどっちじゃ!! というラストで、もやもやしました……。これですっぱり終わるのも、それはそれでいいような気もするけど。
でも、原作ではこのあと出てくる、ドロテアとターシャを、わざわざ声つき&エンドロールに名前付きで出てくるからには、一旦終わるけど、またパート2があるんじゃ?と思ったり。